
前回、春分の日(お彼岸の時期)には、ぼたもちを食べる習慣があるとお話ししましたが、
春分の日に食べるのは「ご先祖様へのお供え」の意味があるんです。
だから、ぼたもちをいただく時は、ご先祖様にお供えしてからいただいてくださいね😊
ところで、ぼたもちとおはぎの違いはご存じでしたか?
春のお彼岸に食べるのが「ぼたもち」、秋のお彼岸に食べるのが「おはぎ」と呼ばれています。
これはそれぞれの季節の花「牡丹(ぼたん)」と「萩(はぎ)」にちなんでいるんです。
そしてどちらも、もち米と餡子を使用しますが、春はこし餡で牡丹餅、秋は粒餡で御萩というのが
一般的で、餡子の種類が違うのは、収穫時期が違うから。
収穫したばかりの秋の小豆は、皮ごと食べられるので粒餡なのだそう。
これでぼたもちとおはぎの違いはわかりましたね!
さらに、もう一つ豆知識としてお話ししたいことがあります。それは…


お彼岸はご先祖様を供養する日で、その中日の春分の日は、太陽が真東から出て真西に沈む日。
浄土思想では、極楽浄土は西方にあり、西方に沈む太陽を礼拝することが習わしで、煩悩を払うため西に沈む太陽に祈りを捧げ、極楽浄土へ思いをはせる。とか
皆様もぜひ、本日(3月20日)の西に沈む太陽に祈りを捧げ、極楽浄土を願ってみては💗